しなやかな会社づくり - 企業家と経理 - Firm Company

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『会計力』が事業を育てる ─会計土木®の現場から─
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危機管理     社長が作るわが社の処方箋・・・・原因が分かること  (危機管理:中小企業経営)

 社長が、その会社を良くする最高のお医者さんです。しかし会社の状態がよくわかっておられてこそ、名医として腕を振るえます。

そのための視点としまして「原因分析」が重要です。

 

 何が原因なのか、事業の決算書という全体をいくら見ていましても趨勢や傾向は見えますが、原因までは見えません。また決算書の貸借対照表も「原因分析」をする場合には入り口としまして疑問です。

 

 なぜかなら貸借対照表は経営実践の結果を示すものです。では原因は何で見れば良いのでしょうか。それは損益計算書です。しかし損益計算書には普通は「事業全体の売上高」や「事業全体の粗利益」を見ることは出来ますが、これを一日中ご覧になられても「原因」にはたどり着けません。

 

 原因分析をされるには、損益計算書をカミソリで細く縦に切り下げるイメージです。どういうことかと申しますと会社で扱っておられる製品や商品は多くの種類がありますが、これらの商品ごとに原価があり、人件費がかかり、荷扱費がかかっています。幅いっぱいの損益計算書ではなく縦に細く切り分けられた損益計算書をイメージしてください。

 

 それができますと何が見えるでしょうか。そうです、その商品や製品が貴社の利益に貢献しているのか、又は赤字を作っているのかがハッキリします。そうしますと、次にはその商品・製品が最終赤字であるならば黒字にするにはどこを直せばいいのか、材料なのか、物流コストなのか、人手をかけ過ぎなのか、などが「見えてきます」。この見えない部分を見ることにより、たとえ一つの商品・製品でもわが社に占める値打ちが見えてきます。

 

 このようにして他の特定の商品・製品についてもEXCELに書き出して、時にはピボットテーブルなどのソフトを使うことは前に触れました。この際に重要な点は細かい商品・製品に時間をかけないことです。主要なものの分析を優先させないと手間がかかるだけで有効ではありません。

 

 同じ考え方で、特定の得意先の筋を辿ることでその得意先への売上高、原価、販管費を貼り付けますと真相が見えます。経営の鉄則にマイナスの商品を切る、と共にマイナスの得意先を切る、ことも重要な項目なのです。

 

 また特定の従業員さんの得た営業利益とその人への人件費と間接人件費を見ることで、どうすればそのかたを伸ばせるかの資料になるでしょう。人に対しては切るという発想ではなく、良いところを発見して熱意をもたせ、伸びて行ってもらうためです。人は大切なのです。

- | 17:25 | pookmark

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