終活と税金—シンプルライフへの税の活用 the Final Stage

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『会計力』が事業を育てる ─会計土木®の現場から─
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会計と税務は別の世界・・・・鈍重な決算書を最速の内容に変える・・・逆の道を行く人達

 会計では機能が劣っていたり、物理的に使用に差しさわりがある場合に大ナタを振るって帳簿価額を減額することが実態に合うと説明しました。そして大ナタが振るわれて減額された部分の金額は、税務上は認められませんから申告書4表で加算しなければならないとご説明しました。

 

 この方法は鈍重な決算書の状態から脱却する一つの道です。理にかなっています。

しかし世の中には、旧式で稼働が困難な機械でも償却限度までの減価償却を意図的にしないで、過少な減価償却費を計上する会社があります。

 

 なぜこのような会計の方法を取るのかといいますと、正規の償却限度額を下回る減価償却費を計上することで「利益が多く計上できる」からです。

 利益を多く計上することで銀行からの融資条件を良くするのが狙いです。上場会社など監査が入る場合はこのようなことはないと考えますが、非上場会社の場合は、監査がありませんから、怖いのは税務署だけです。

 

 利益を過大に計上していますから課税所得も多くなり徴税するのがお役目の税務署は何も言いません。課税上の問題はないからです。

 

 しかしこの会社は損益計算書の減価償却費が過少計上ですから、貸借対照表のその資産の帳簿価額も正常な減価償却費を控除した場合に比べて「過大」になっています。

 高名な税理士先生が講師をされた研修会で、ご自分の事務所で減価償却費を過少計上していると悪びれることもなくおっしゃったのには驚くよりも、その関与先が心配になりました。

 

 機能が劣ったり陳腐化した資産ですから、本来なら加速度的に大ナタを振るって減額するのと逆に過大な金額が貸借対照表に記載されています。

 名目利益が計上され、そこから納税や配当が支払われますから体力がないのにあるかのように表示され、配当や納税は現預金が流出してゆきますから、どんどん衰弱してゆきます。

- | 17:48 | pookmark

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