これから起こること『税金が払えません』&『課税処分に?です』 the Final Stage

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会計と税務は別の世界・・・・鈍重な決算書を最速の内容に変える・・・逆の道を行く人達 6

 要するに会計は自由度が高く、税務は厳格性があります。

自由度が高いということは減価償却費を例にとりますと多い目に計上したり(この場合は申告書別表4で加算されます)、逆に少なく計上したりできます。

 

 ということは決算書で表示されている利益(または損失)は常に人間の判断(場合によっては恣意、忖度)が入っているといえます。

 

 会計基準の底にある「収益は実現してから計上し、費用は発生の芽の段階から(安全のために)計上する」という思考は利益を過大計上しないための、戒めなのです。普通はこれを逆に実行して鈍重な決算書の方に、つまり逆の方向に行く人が多いのです。

 

 このため利益を過大計上して名目利益が生じないような会計をするほど税法の基準と開差が生じて別表4で加算することになりますが、良い決算書であるといえます。その決算書をみれば資金の循環も正確に反映されますので把握しやすいのです。

 

 逆に利益を過大表示する決算書、すなわち減価償却費の計上をしなかったり、引当金を計上しなかつたりの決算書を見ますと資金の循環を読み取りにくくなります。アブナイ決算書です。

 

 どういうことかと申しますと利益が過大に表示されているため自力で資金調達できた枠が過大に表示されるため、実際に手許の資金が借入金で調達したものしか存在しないのに、自力で調達できたかのように表示されます。

 

 犬の毛が伸びて大きな犬のように外観は見えても、毛を適正に刈り取ったら、大きな犬ではなくむしろ「本当の体格」は貧弱な犬であったことが分かるようなものです。この場合の犬の「本当の体格」とは「資金」と置き換えてもいいものです。

 

 要するに会計は人の判断を誤らせやすいが、資金は嘘をつかない、のです。嘘の部分をできるだけ少なくするのが「鈍重な決算書を最速の内容に変える」ことなのです。経営する人がこの違いを認識しない場合が多いのです。

 

- | 12:00 | pookmark

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