これから起こること『税金が払えません』&『課税処分に?です』 the Final Stage

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悪化する環境を乗り越える・・・倒産類似企業にならないために 2

 この有利子負債構成率ほど、その企業の現在位置を示すものは他にはないと思います。

TSRの示すところでは、生存企業のこの比率は29.1%であり、倒産企業のそれは65.5%です。この数値の差を良く考えましょう。健全な会社と倒産してゆく会社との差は倍以上です。この倍の開きの間に運命の分かれ目になった分岐点があると思います。

 

 その分岐点に行くまでに経営者は何かを考え、分岐点の前で方針を改め、借入金を減少させる方向へ舵を切った会社は、それ以降、波に乗って徐々に徐々に借入金が減少して29%レベルまで落ちた。一方、舵を切らなかった会社は、借入金が重たくなってゆき、(銀行の勧めもあったかもしれません)借換えを続けた結果、借金体質に落ち込でしまって、返済と借入の繰り返しの時期が続いた結果、身動きが取れなくなって倒産に至ったストーリーが読めます。

 

 運命の分岐点が何時なのか、更にピントを絞る必要があります。

その前に、事業を取り巻く今の立ち位置と少し先の予見をしてみましょう。

・粗利益は増えない、取り合いになる、生き残りが困難になる

・人件費への分配はもっと下がる。

・働く人の数も質も下がる。

・身の丈以上のサイズの会社ほど固定費が災いして行き詰まるのが早い。

・税金は増える、間接人件費(社会保険料や労働保険料などの)法定福利費はもっと増える。

 

 以上が我々を取り巻く境遇です。これまでと同じことを危機感なくやってゆけば、放っておいても借金体質に落ち込むのです。やがて一旦経済のクラッシュが来た後、金利が上昇しますと、とどめを刺されてゾンビ企業になります。

 

 例えますと、糖尿病になりますよ、と医師から警告されていても、TVのコマーシャルに釣られ甘い物やグルメに走って本当の病気になることと似ています。タバコが良くないと知りながらも、惰性で続け呼吸器系の病気や、血管の障害を併発します。

 

 甘いものやたばこを借入金に、TVコマーシャルを銀行融資係りに置き換えますと、これまでの習慣や惰性を断つことがいかに難しいかよくわかります。しかしここは決断が必要です。

 

 病気の例えよりも借入金が企業体に良くないことはもっとワカリニクイですから、決断しにくいきらいがあります。

そのうえ世間は会計事務所より銀行さんの仰ることを信用します。大きいものや権威のあるもの、国などの役所の言うことに本当に素直です。頭から疑ってかかるくらいでちょうど良いくらいなのに、、

 

 自社の状態を、会計を使ってひも解いて、自分のアタマで考えて、よく理解してから権威や大きなところの言うことに順応するのは良いのですが、経営者は自分のアタマで考えないで権威のあるところになびきます。

 

(社長)「お前(会計事務所)の言うことより、銀行の言うことが正しい!」、木村「なぜそう言えますか?」、社長「銀行の方が建物が大きい。これがすべてだ!!。(税理士ズレは)引っ込んどれ!」、木村の内心(大きいところほど、怪しいかもしれませんョ)。こんなやりとりを何回してきたかしれません。

 

 歴史を振り返れば国や巨大な権威がどれだけ誤りを、人々にもたらしてきたかが明白なのに、歴史からも学ばない人が多いようです。しかし私の言うことを理解し記録し、後々になって「アンタの言うとおりになったネ」といってくれる社長もおられます。きわめて少数です。

 

次回は、決断して舵を切る時期を会計から説明させていただく予定です。

  

 

 

 

- | 12:00 | pookmark

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