終活と税金—シンプルライフへの税の活用 the Final Stage

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悪化する環境を乗り越える・・・倒産類似企業にならないために 3

このママでは借金体質になってしまう、舵を切らなければと決断すべき時期は次のようになります。

 

借入金の返済高が一定の金額を超える時がその時です。

 

 その前に借入金を2種類に分けましょう。運転資金の借入金と設備資金の借入金です。決算書の上では短期借入金(一年以内返済借入金)と長期借入金に区分していますが、この分け方は1年ルールで短期と長期を分けていますが、これとは異なりますので、別に把握しましょう。

 

 その理由は、運転資金の借入金と設備投資の借入金は、いずれ返済しなければならない点は同じですが、使途は異なります。思い切って事業の目的を達成するために設備を整えることは手許資金では困難でしょう。借入金を導入して設備をフル回転させながら年数をかけて返済してゆくのが設備用の借入金です。

 

 一方、運転資金の借入金は日常の営業循環のなかで資金のほころびがあるため(必要に迫られて)借入するものです。できたら、このたぐいの借入はしない方が良いのです。しかし現実は背に腹は替えられませんから「繫ぎ」として融資を受け入れます。これも徐々に借入をしなくてよいように手を打つことで借金から脱出できます。

 

 性質が異なるこれら二つの借入金を一緒にしてしまいますと、何年先に完済しよう、との目標も立てにくくなります。いつかは目の前の借入金だけを返済すればよい、との認識になってゆきがちです。

 

 舵を切る時期は設備資金の借入金の方が分かりやすいです。

その借入金で購入した

  設備(工場、機械装置、大型車両など)の減価償却費借入返済額

・・・・が超えたら、それ以上の設備資金を追加に借入したら危険です。年間でも比べられますし、月割りにして比べても、どちらでも構いません。

 

 減価償却費の計算は以前にも触れましたが税法で決められた法定耐用年数によるのではなく、自社がその新設備でモトを取れるまでの期間(便宜上、見積耐用年数と称します)で計算します。会社の見積年数が法定耐用年数より短い場合は償却超過額が出ます。見積年数が法定耐用年数より長い場合は償却不足額が生じますが、税務申告の際に税理士先生に依頼されて申告調整すれば良いのです。

 

 計算例:2000万円のトラックを購入して5年でモトを取りたい場合。

     2000万円÷5年=400万円(年間)を超える返済は危険です。資金が回らなくなるかもしれません。

 

運転資金のターニングポイントは次回にご案内します。

 

 

 

- | 12:00 | pookmark

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