終活と税金—シンプルライフへの税の活用 the Final Stage

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佐藤一斎「孫子副詮」を読んで・・・・息抜きに代えて・・

 設備投資を題材にしての、資金と税の効果については一区切りしましたので、情報の収集と整理のために休息しておりました。

この間に、表記の資料に接する機会がありました。

 

 江戸時代末期の昌平黌教授であられた先生の名は、大冊「言志四録」から抽出された「重職心得箇条」の中の「重職たるもの、勤向き繁多と云う口上は恥ずべき事なり。仮に世話敷とも世話敷と云わぬが能きなり、随分手のすき、心に有余あるにあらざれば、大事に心付かぬもの也。重職小事を自らし、諸役に任使することができないなら、諸役自然ともたれるところありて、重職多事になる勢いあり」の有名な一節がありますが、こうすればこうなる、こうなればこういうことになる、とリアクションまでを、対照の形で説かれる文体には説得力がります。

 

 先生は繰り返し以下のことを述べておられます。現代にもそのまま使え、しかもなかなかキビシイです。

 

1、自分考えを持たずに先例にならうのは、いわゆる役人仕事の最たるもので、これでは問題を解決することはできません。

2、先例に従っていると、事態はもっと悪くなる。

3、役人仕事、役人根性は因襲による繕い仕事で、これはいけません。

4、人の役に立たぬ学問、人の生き方に影響を与えぬ言葉は意味がない。

 

 などハッキリと小気味良い言葉が並びます。

孫子の解説である副詮でも、これまでの多数説と異なる、先生独自の孫子の見解を述べられています。

 

 目まぐるしく変わる国際情勢や情報の進化のなかで、日々が恐ろしい速さで過ぎてゆきます。今の我々を取り巻く状況にも使えそうです。

 もとは、孫子の原文ですが、副詮で補注され、一層、理解を助けてくれます。

 

要点は

ア:武器を使用することは最後の手段であり、避けるべきで、最良は戦わずして勝つことである。百戦して百勝するのは善くないことである。

イ:作戦計画を練って勝算がなければ戦ってはならない。現代語でいう、シミュレーションが大事。

  勝ち負けの算定は、必ず数字を用い、戦力を5段階で、比較すること。

ウ:争いは騙し合いであるから、弱いように見せかけたり、慢心させたり、苛立たせたりすることも重要であるが、部下には直前ま 

  で、このことを秘匿しなければ情報が洩れる。

エ:のろまで、回り道しているように見せかけて、相手より早く行動する欺きと敏捷さが大事。

  正攻と奇襲を組み合わせること。

オ:正正の旗、堂堂の陣にまともに掛って行ってはいけない。様子を見ていて、乱れや怠惰の兆候が出たら一気に攻めるべし。

:情報を軽視し、それを得るために資金を投入しないケチは、人の上に立ってはならない。情報をおろそかにすれば必ず敗れる。

 

- | 19:24 | pookmark

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