終活と税金—シンプルライフへの税の活用 the Final Stage

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問合せ:負債が減らない上、年齢も考え事業を閉じたい。友人は「破産」しました。選択に迷っています。
 回  答

 まず「減少しない」と言われる負債の内容をお聞かせください。

負債とは事業の仕入代金や外注費、給与などの未払金から、銀行借入金、その他ノンバンクや知人からの借入金税金の未納額に分かれます。

 

 それぞれ金利や担保設定の有無、連帯保証人の有無により対処する優先度が変わってきます。担保が設定されてる資産は処分して借入金を完済できる場合があります。他人の財産に担保を設定している場合は迷惑をかけますから「返済すべき負債」に入れましょう。連帯保証人を他人様に依頼している場合も同じです。要は自己のできる範囲で、どれだけ負債の額を減少させることができるかをしっかり見ることです。

 

 税金関係でも法人税や所得税の未納額、消費税の未納額、源泉所得税の未納額、加えて延滞税の未納額の4つに大きく分かれます。未納の税金の性格が異なるので未納の対応も異なります。所得税、法人税、消費税に関しては申告された税金の額が過大である場合もあります。このような場合は法定納期限から5年以内に遡って見直して「更正の請求」という手続きをされることで劇的に未納税額が減少したり消費税などは未納どころか還付される場合あります。

 

 税務では、別に国税通則法で定められている「納税の猶予」・「換価の猶予」制度についても適用を考えましょう。未納が続きますと税務署の徴収部門が動いて滞納処分を開始し差押・競売にゆきますから、未然に納税の猶予等を申し立てておくことが事態安定化には必要です。

 

 法人税や所得税と違って、消費税はあなたの事業での仕入や経費の支払の際に「すでに払った消費税額」と、売上の際に顧客から「預かった消費税額」との差額が納税・還付の対象額です。「預かった消費税額」>「すでに払った消費税額」なら納税になり、逆の場合は還付されます。

 申告内容の見返しを税理士に依頼されて未納税額が逆転して還付になることあり得ます。見返しをしてもらう税理士さんは、当初に申告を依頼された税理士さんと別の人に依頼されることが良いでしょう。

 

 「事業を閉じる」には上記の負債を始末しないと事業閉鎖には行けません。大ナタを振るえば資金が回転して少しずつでも負債を返すことができるか、ここの見定めがポイントです。

 

 「破産」にはあなたの事業が法人か個人事業かで対応は異なります。いずれにしろ、ご友人と貴方とは事情は同じではありませんから破産は最後の手段と考えられて、上記の事柄を整理されることで、これからの道筋が見えてくるかと思います。

 

ヒ ン ト

 法人で借入金が多い場合、法人の有していた不動産物件を処分したことで法人の負債がなくなり、この結果法人を解散することができ、清算して身軽になられ、個人事業でお商売を継続される道も 開けてくる場合は多いのです。また法人の解散をする前に事業譲渡の方法で「事業のいい部分だけ」を売却する道もあります。

 

事業の中味を良く調べたら有形無形の売れる宝ものが見つかるかもしれません。諦めるのはまだまだ先かも?!

 

<このブロブ「終活と税金」の全体図> 着色部分が今のテーマです。

これらの切り口から最善の道を見出すためには、関連する他の法律、登記制度、遺言制度、社会保険、不動産取引などの各分野が影響しますので他分野の専門家との連携が有効です。

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- | 11:43 | pookmark

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