腰高時代の資金と税金 the Final Stage

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アンチエイジング税務4:税理士さんに会った結果、、、

 質  問

「税理士さんのお話では、黒字であるけれども、ウチにはお金はないらしいです。お金がないのは銀行への返済で資金が出てゆくからとのことです。申告は黒字だけれど、本当に黒字かどうかは分からないと税理士さんは仰います。返済でお金がないのは私にも分かりますが、その後の部分がよくわからないのです。(娘)」

 

ヒ ン ト

「黒字であるがそれが本当かどうか分からない」ことの原因は、、

 →在庫をきちっと計上しているかどうかが資料などで不明であるので、正しい損益の計算ができていないかもしれないという意味でしょう。

 

 商売は仕入れたものがその日、その月、その年に全部売れてしまえばともかく、普通は在庫として保有します。年末に来年用の仕入れをした場合は、ほとんどが在庫になりますね。それらの在庫は、年末の仕入れ額から差引かなければ売上のモトの金額は計算できません。12月分を例えにして説明しますと、12月の仕入れが100あってその内50が来年用の在庫で、残りの50が12月に売れた例で、12月の売上が80としますと、損益計算では80−(100−50)=利益30という計算になります。80−100=−20という単純な引き算ではありません。なぜなら20の損をしてビジネスをすることはありえないからです。

 

 税理士さんが仰るのは上の例の、−50の部分が正確な数字であるかどうかが不明であるという意味です。

こういうことを申し上げますとお父さんには失礼かもしれませんが、利益を多く出すために実際はー20(在庫が20しかない)をー50に水増しするケースはままあります。

 税理士は調査権限はありませんから出された資料について、単価の確認と、それに数量を掛けた際の検算をしたうえ、計算誤りがあった時や、業種ごとの標準比率など参考にして、はなはだしく開差がある場合は助言しますが、普通はお預かりした資料で申告します。

 

 これも懐疑的で申し訳ありませんが、

銀行に赤字であることを知られたくないため、在庫を過大にして利益を出しておられる可能性も否定できません。もし、そうならば過大な税金を支払っておられることになります。赤字の場合は税金は払わなくても良いのです。

 

 次に打つ手は?

二つ考えられます。 

1、事業の先行きの判断をされるため、銀行借入金の返済一覧表を入手されて、年間幾らの元金の返済をしなければならないか、完済まで何年かかるのか、その時にはお父さんが何歳になられるのか、を確かめましょう。辛くても現実を見ましょう。

 

2、払い過ぎの税金があれば税務署に請求して返してもらうことができます。5年前まで請求できます。これを「更正の請求」といいます。納めた税金を取り戻すのですから根拠になる条文を確かめ、説得力ある資料を付けて請求します。税務署の調査がある場合もあります。あなたがされるより税理士さんに依頼されるのが良いでしょう。

 

 

これらの切り口から最善の道を見出すためには、関連する他の法律、登記制度、遺言制度、社会保険、不動産取引などの各分野が影響しますので他分野の専門家との連携が有効です。着色部分が今のテーマです。

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- | 10:20 | pookmark

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