腰高時代の資金と税金 the Final Stage

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Q:現状では資金に欠乏はありませんが、先行きに備え手を打っておきたいです。どのような順序で考えれば良いのでしょうか
ヒ ン ト

まず現状を見てからその少し先をどうするかシナリオを作りましょう。

まわりから影響されないためには、シナリオが必要です。これがあればブレることは少ないです。

 

手 順

1、今ある資金をスタートにして今後資金が増えるのか減るのかの予測をします。税理士さんに予測の検証をしてもらうのが良いでしょう。

2、この時に貴社の最大資金力を知ることが重要です。この予測はあなたがしなくてはなりません。売上の実情を知る者しかできません。

3、数年先に資金が増えているのか下っているのかの見極めが重要です。自分で計算した後、希望的観測によって勘違いがないか第3者である税理士さんに意見を聞きましょう。

 

4、この時に税金が幾らになるかによって資金収支は大きく変わります。専門家の確かな計算をしてもらいます。税金の種類は所得税化法人税に加えて消費税です。

 

5、また設備投資に必要な年が何年先にあるのかも読みましょう。

6、以上の結果、資金が増加してゆくなら今のまま進まれてよいと思います。逆に資金が減少する場合はどの時期に資金が底をつくのか知ることが重要です。

 

7、資金が減少することは欠損金が増加することです。欠損金は先々の税金の計算では利益から控除できます。この点の認識は重要です。

8、含み損のある資産があれば処分することも必要です。

9、不採算部門を会社分割によって切り離す手術も必要になるかもしれません。

10、支援機関である税理士さんなどの協力で事業計画を作成することで金融機関から有利に扱われる場合があります。

 

目の前だけしか見ないのでは経営はアブナイです。先行きまで見ましょう。

 

ことばの意味

最大資金力:事業の売上から回収できる資金に経営者が投入できる自己資金(追加資本)を加えた勝負マネーです。

含み損:実際は価値がないのに資産に計上されているものに含まれ、表面に出ない損失を指します。中古市場で値段が付かない自動車が決算書で500万円である場合、この500万円が含み損です。自動車を手放すと500万円の損失が表面化します。ここをしっかり把握しないと本当の資金力は見えません。

会社分割:吸収分割と新設分割があります。損益を経理に出さないで移動できる税制適格になるには支配関係がある相手への引継ぎか、共同事業をする場合しか該当しません。

支援機関:経産局に登録している士業が事業計画などの助言をします。

- | 18:59 | pookmark

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