数字が語る事業の潮時、変わり時 - AI・RPAの先にあるもの

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『会計力』が事業を育てる ─会計土木®の現場から─
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税金の払い過ぎがないか見直してみる

(コロナ渦はまだまだ続くと思いますが、コロナ以降)

に対応するため身の回りを見直すかたも多いと思います。コロナを機会に、新しい航海に出るには、これまでは「常識」と考えていたことが、実は誤りであることに気付く場合もあります。

 

 コロナで必要なモノやサービスと、そうではないモノなどの違いがハッキリしてきました。生きてゆくのに必須なものかどうかは人さまざまですが、どう見ても多すぎると思うのは広告、コマーシャル、評論、ソフト・アプリなどでTv・新聞などのほかメールで配信されるものも含めうんざりします、今後は縮小経済下、自然に適正なところへ時間をかけて落ち着いてゆくと思います。

 

(簡単に変わらないのは「考え方」です)

倒産や廃業を余儀なくされる事業が増えてゆく一方、考え方はなかなか変化しません。

その一つに法人の税務申告の底にある考え方が挙げられると思います。

 

 法人の税務申告では銀行からの借入を容易にするため実態と離れた作為的な利益を計上することで生き延びてきた会社は少なくありません。

 

 その昔、インフレ時代は造れば売れる、売れば儲かる、から借入して工場・店舗を拡張するために不動産を購入して平面を確保して事業を拡張しました。インフレゆえ資産価額は上がる一方、貨幣価値は下がるため借入金の値打ちも小さくなり、この評価の差を梃子(レバレッジ)にして事業は伸びてゆきました。

 

 これからは世界経済の行き詰まり、国の財政の行き詰まりなどが間接的に影響して厳しい時代に移行中のため実態を示す会計が求められる波が来ていると考えます。コロナが発生しなかってもこの波は近くまで来ていたと思います。コロナで急激に大波の形で襲い掛かってくるのではないでしょうか。 

 

 銀行貸付には「前向き資金」の貸付と「後ろ向き資金」の貸付の2種あります。「前向き」とは売上が伸びてゆくにつれ営業循環過程にある在庫、売掛金が増加するため必然的に運転資金が必要になるので銀行融資を仰ぐものです。「後ろ向き資金」は売上減少→事業縮小→設備処分・人員削減の過程で資金が必要になることに応えての融資です。インフレ時代と逆にこれからは「後ろ向き資金」が出番です。

 

 後ろ向き資金の特徴は、これまでの融資が焦げ付かないために、融資先から求められたら金融機関として断れない状況があり、そのつなぎ融資で業績が回復することを願って貸し出されると言われています。これからは、従前からの融資も繫ぎ分の融資も丸ごとの貸倒が多くなり金融機関も少なからず影響を受けると推測できます。

 

 金融機関には「融資」が業績回復の契機になるのか、焦げ付きを増やすだけなのか、を見極めるため融資先の決算書が重要ですが、融資される側は今を乗りきるために「努力して黒字」にする「慣習」は変わりません。もとの考え方を改めなければ、と分かっていて背に腹は代えられないため今まで来た事業家と、目先だけで安直に銀行資金を引っ張ることをしてきた事業家とに分かれますが、ここにきて両者ともツケが回ることになります。

 

<次回予告>

 この「慣習」の基にあるのは税務申告を黒字化しておけば問題はカイケツ(本当の解決でないためカタカナにしました)するとの考え方です。これを繰り返さないため税金の払い過ぎがどれくらいあったのかを直視してみることが考えを改めるキッカケになるかもしれません。

 

- | 08:09 | pookmark

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