数字が語る事業の潮時、変わり時 - AI・RPAの先にあるもの

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『会計力』が事業を育てる ─会計土木®の現場から─
経営の要点を数字の観点から読み解くブログ。完結しましたので当所のHPに移設しました。
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Q:後継者なし、欠損金累積の場合はどうすれば良いのでしょうか、破滅でしょうか

A:たしかに良いところなしですね。但し早まってはいけません。このような状況になりますと自己破産をしたいという気持ちになられる場合が多いです。借入金も多く、売上も不足な場合、すべてをオシマイにしたいとのお気持ちはわかるように思いますが、踏みとどまってください。

 

 その昔、私は破産を決めた人に、思いとどまることを申し上げなかったことを今でも後悔しています。

 ここで弁護士さんを訪れても、どの先生も破産を勧められます。個人事業でも安くて50万円の費用が掛かります。会社はもっとかかります。最近、世間で言われていますが破産に進むことは弁護士先生の確実な収入になるのです。費用も先払いです。本当に最後の道ならかき集めてもそうされるべきです。が、本当に最後の道かどうかは法律の先生には貴方の事業経営のことは分かりません。

 

 そのことが分かるのはあなたしかいません銀行借入金が残っても交渉すれば銀行の方が債権放棄をしてくれる場合がありました。同じことは多くの書物にもなっています。まして破産を決意されたのであれば腹を決めて交渉しましょう。卑屈になってはいけません。未納税金も税務署と話し合いながら毎月千円でも支払ってゆけば猶予は続きます。粘りどころです。

 

 この状況ですから会社の場合、株主から株式を安価で買い戻すチャンスでもあるのです。転んでも只では起きてはいけません。

 

 銀行の話がつけば、大ナタを振るって事業を整理して、会社を清算して個人経営にしたり、会社を解散しないで継続する道もあります。間口一間からやり直すことも不可能ではありません。

 

 これまで多彩な事業家を見てきました。お勤めの人と違って事業をする方は本当に「事業(商売)が芯からお好き」なのです。生活の糧を得るためという次元を超えておられます。好きなことを放り投げることは後悔のもとです。問題は気概がまだあるかどうかです。気概は事業の数字を予見を示すことで甦る場合があります。少ない元手で細い商いから初めは皆さん始められました。商売ができることがハッピーではないでしょうか。病気であればそうは申しません。体が動くなら、これまでの経験や技術があれば道を開くことができるかもしれません。

 

 要は、あなたの「事業の生命力」が尽きたのか、そうでないかです。そのためには税理士や会計の専門家の知識も借りましょう。刀折れ矢が尽きても、体当たりを武器に進みましょう。破産を決めたのなら事業家としては死んだも同然です。2度死ぬことはありません。ここはアタマで考えても、行動しない限り道は開けません。その上でどうしても他の道が無ければ仕方ありません。一旦ゼロにして仕切り直しです。忍耐して時機を見て再び事業を始めるのです。

 

チェックポイント

□すべての債務の支払期限を早いものから、先に延ばしても良いものの順に整理しましょう

□自動振替は全てやめて、現金を手許に持って、その現金で支払いましょう

□現金の日繰り表(メモで良いのです)を作って先行きの収支を予測します

□他の株主から株式を只ないし、ただ同然の価格で買い戻す

不要な情報(新聞、テレビ、インターネット)はこのさい遮断して、事業にのみ専心しましょう

 

<次回予告>

事業の生命力の測り方に進みます。

- | 08:10 | pookmark

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