…不況がくる…会計を実生活に生かす —家計・事業・相続—

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Q:在庫勘定に関してポイントを教えてください

A:在庫勘定とは業種によって科目が更に分かれます。在庫の不要な事業の場合、封筒や便せん程度しか在庫がありません。会計事務所などが該当します。勘定科目としては貯蔵品勘定を使用します。概ね少額のため説明は省略します。

 

卸売りや販売業の場合は商品勘定を使用します。そして一番複雑なのは製造業です。

 

 製造のための原材料から始まり、製造工程で仕掛品、半製品、そして製品になるまでの4種もの勘定科目があります。

 

 ポイントは棚卸をしっかりされておられるか、につきます。口で言うことは簡単ですが、しっかり棚卸をすることは準備と判断が必要です。といいますのは以下の大きな分岐点がありますのでここで方針を決めることが必要です。

 

1、材料や商品を大量に購入すればするだけ単価は安くなり、連動して引取運賃、購入手数料なども割安になります。

 

2、逆に、大量に購入すれば倉庫費用、管理の手間、保険料が派生してコスト高になるだけでなく陳腐化による評価落や減耗損の発生率が高まります。

 

 損益面では1を進めることが製造業では原価を抑えることができて有利ですが、2の面でコストが増えかねません。卸や販売業では1の有利さより2の管理費の負担がかかることで仕入単価の有利さが消される面があります。

 

 実際問題として製造業において部品一つが不足したために工程が進まず、急な発注をかけることを度々目にしてきました。後から倉庫を調べたらチャントその部品はストックされていたことも判明しました。結局、整頓が良くないために二重発注になりがちです。

 

チェックポイント

日次在庫を把握するシステムが導入されているか

□倉庫に目視できる表示があり現物が確認できるか

□在庫の計数を把握する担当者(責任者)が定まっているか

□製造業では、特注(都度)購入グループ、定期発注グループ、定量発注グループに分けて管理されているか

 

 事業所ごとに現場で最適の在庫管理が確立するまでは結構な時間がかかります。少なくとも上記の区分ができていることが大事です。

 

<次回予告>

 在庫の金額が入らない月次決算書はキャッシュフロー分析にしか使えません。負担する法人税や所得税の予測もできない点に触れます。

- | 08:32 | pookmark

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