しなやかな会社づくり - 企業家と経理 - Firm Company

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『会計力』が事業を育てる ─会計土木®の現場から─
経営の要点を数字の観点から読み解くブログ。完結しましたので当所のHPに移設しました。
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危機管理   安易な自己修正が歪みをもたらす      在庫や売掛金庫の後ろにあるもの

 在庫も売掛金もその内容は会計帳簿に記載されています。会計帳簿は現代ではコンピュータに収まっていますから、その内容を読もうとすればコンピュータのデータを見て在庫品の増加や減少を見ながら、出入りの回転が速いものと、遅いものの違いを読み取らなければなりません。

 

 売掛金も発生と入金による消滅につき、〆日までの合計額が完全に回収されているか、端数が残っていないかを確かめます。その次に、発生から消滅までの年齢(これを調べることをAgingといいます)をみて、他の得意先と比較しながら速度に優劣をつけてゆきます。

 

 PCのなかの補助簿である商品有高帳や売掛帳で見てゆくポインとは発生から消滅までの回転の速さですこの速度は速いに越したことはありません。

 

 同時にPCへの記帳がスタッフの手で、遅れずに入力されているかにも注意しましょう。特に在庫の増加の入力はスキャナーなどでスムースかもしれませんが、減少の場合はソースデータがしっかりしていない場合は洩れがちです。

 

 在庫の減少は、すなわち売掛金の増加です。この増減のつながりが流れとしてシステムになっているかが重要です。売掛金の増加は売上の入力が転記されて売掛金の増加になりますが、回収の場合には回収手段が現金や小切手、手形、ファクタリングなどに分かれる場合は振替伝票を経由します。ここでの起票が遅れる場合は、その遅れがどこからなのか、経営者は流れ図を自ら書いて考えることが重要です。

 

 このように在庫や売掛金についてどうなっているのかを知ることは、そこまでのプロセスをご自分が歩いてみるように(syatems walk through)体で知ることが大事です。まとまった数字だけを見て、一人前のことは言えますが、実際に日々のプロセス業務をしている人の立場から流れと中味を知ることは、わが社の実態を知ることになります。

 

 「事務」を軽視してはなりません。それは神経系統のように社内に張りめぐらされているのですから、一か所でも切断があれば大きなほころびになります。前例踏襲で遠回りの仕事を日々されておられる場合は、大きなロスを出していることになります。

 

 「西国立志編」(サミュエル・スマイルズ、中村正直訳)という古典があります。ここでは繰り返し「実事習験」と称して実際の仕事の中で日々学びながら新しい発見を身に着けることは、学校で学ぶことの何倍もの値打ちがあると説いています、

 

 

- | 15:47 | pookmark
危機管理  安易な自己修正が歪みを歪みをもたらす      売掛金

 粗利益どころか粗損失を計上するような商売では、売れば売るほど損失が出ます。そればかりではなく、納品書の作成、請求書の締め、発送、帳簿への計上、入金した時の債権の消込み残高の確認など事務手続きをしてくれるバックオフイスの人たちの苦労も大きなものです。

 

 その取引が利益を出すものなら間接部門の人件費や法定福利費も得られた粗利益の中から出せますが、粗損失では、間接部門の費曜が上積されます。このようにマイナスの粗利益を出す得意先を一社でも抱えていれば損益の構造は大きく歪みます。

 

 マイナスの粗利益を出すところまではいっていなくても、薄い粗利益しかもたらさない得意先も要注意です。この原因は、足元を見られた取引を、だらだら続けているところにあります。商売に臨む気迫で、すでに負けているのではないでしょうか。社長がその点を是正しないと組織内の人はそれ以上に行きません。

 

 売掛金は在庫が販売されて一歩前へ進んだ状態です。しかしいつまでも売掛金のままでは良くないことは在庫と同じです。どうすれば良いのでしょうか。

 

 売掛金が回収されて「資金の海」に戻ることが一番なのです。その意味では資金の海に戻りたいとの売掛金自体の思いは、在庫の思い以上かもしれません。既に商品は他人の手に移り、未収債権という半端な状態で今あるのです。

 

 現金売上ならこのようなことはないのですが、そうではない場合は売掛金という踊り場に居るようなものです。これを長く続けてはいけません。特に中小企業は頼るものはありません。資金の枯渇が命取りになります。資金は血液と同じなのです

- | 20:52 | pookmark
危機管理    安易な自己修正が歪みをもたらす   

 「安易な自己修正」という行為が一番影響を受けやすいのが在庫ですので繰り返し説明してきました。しかし在庫以外に影響を受けている資産では、売掛金と機械設備があります。また負債の部では借入金がその影響を受けます。

 

 どういうことかと申しますと、中途半端な対応のまま終わりがちなのです売掛金では補助簿を見てください。売掛金という統制勘定では詳しいことは分かりません。補助簿には得意先ごとの債権の発生と消滅が日々歴史的に時系列で記録されています。

 

 さてここから何を見ますか?結論を先に申しますと、筋の良くない得意先を見つけるのです。筋が良くないとはどういうことでしょうか。以下です。

 ・そこへ納めている売上から販売商品の仕入れ値を差引いて粗利益を出します。これが極端に低い、少なくとも貴社の平均粗利よ  

  り低い場合です。

 

 私が昔にこの方法で発見したある筋の良くない購買先は値切って値切って値切り倒してきます。それを受けて交渉もしないで販売する会社は、赤字で売っていました。

 

 気の弱い二代目社長は私が理由を説明しても、「先代からのエエお得意さきやさかい、どうしようもありません」という答えでした。何がええ得意先ですか、ここへ売れば売るほどお宅(貴社は)損してゆきますよ。今でも累損を抱えておられるのに早く縁を切らないと、と申しましたが埒があきません。

 

 結局、その販売会社は倒産しました。値切り倒した購買先は今でも続いています。その前を通るとき、いつもこのことを思い出します。赤字で弱体化した相手の足もとを見て条件を付けてくる相手の本性を見極るのが社長の仕事です。社長が決断できなくて社員さんは、切ることもできません。

 

この影響を次回はもう少し詳しく見てゆきます。

 

 

 

- | 18:15 | pookmark
危機管理    安易な自己修正が歪みをもたらす       在庫についてのまとめ 

 売上なければ利益なし、利益なければ会社なし、これが資本主義経済の鉄則です。喰うか、喰われて滅びるか、の競争の世界です。油断も隙もありません。このようにして半ば騙し合いながら、他人の財布を空にするゲームを果てしなく続けてゆきます。

 

 他人の不幸は蜜の味、人のつまずきは味方の幸い、という人間の一番エゲツナイ部分を上手に隠しながら、作り笑いをして売り上げを得ようとみんな必死です。腹をくくって、どんなことをしても利益を出さないと、自分は敗者になります。生存か死か、しかありません。

 

 この過程で、利益を出せない会社は、倒れてゆきます。あきれるほど欲が深い人もいます。身内には甘くても他人には冷酷な人が多い中で、社内に希望を持たせて得た利益を、堂々と見えるように分配して成長してゆく会社もありますが、残念ながら少数派です。

 

 このようにいろいろな方針の会社があり、リーダーがいますが、これとは別に、どんな会社でも、売上を上げるには何が一番頼りになるのでしょうか。

 

 一つのヒントがあります。水商売は、商売の原点といわれるように、短い時間の中で一日、一日が勝負です。この一日には他の業種から学ぶことが多くあります。

 

 在庫もそうです。料理屋さんの大将は早朝の市場に行ってその日の食材を仕入れます。他人に任せません。ご自分で吟味して丁寧に確かめて仕入れます。

 

 無駄な仕入れはしません。多めに購入することもまずありません。勝負が速い水商売で、不良在庫が蓄積していくことは考えられません。新鮮で質の良い材料が売上を作るのです。実にわかりやすいです。

 

 売上を上げるには何が一番頼りになるのでしょうか。答えは「在庫」です。それも質の揃った。過剰に、腐臭のするような在庫を多く抱えているか、そうでないか、よくチェックされることが基本中の基本であると言えます。

- | 18:25 | pookmark
危機管理   安易な自己修正が歪みをもたらす      在庫の物語

 昨日の┐巴翆覆△燭蠅納卍垢「白い服で、倉庫に」と書きました。この意味は申すまでもなく、チリやほこりが倉庫内にあれば白い服の方が汚れが分かり易いからです。機械装置の場合も同じことが言えます。機械の手入れが行き届いていない場合は、我々が工場に入ってもシャツがすぐ汚れます。

 

 機械の場合はその場に備え付けられて、日々営みに参加していますから、機械の点検も担当のひとが普通は丁寧にされるのが普通です。しかし在庫は備え付けられるものではなく、これまでにも再三書きましたように回転して倉庫の外に出てゆくのが速いほど良い、という性質をもっています

 

 その在庫品が、動きもなく、日々劣化、退化してゆくだけで、しかも白い服に汚れが付くような状態は、そこで資本が停滞していることを示しています。

 

 人間のカラダに例えますと血流が滞っているのです

では「安易な自己修正」ではどうするのでしょうか。暫くの間は、価格の高そうな在庫品だけ倉庫から出して売ろうとします。暫くの間は。3月もしますと、元の状態に戻ります。直した気になっているのです。在庫品の気持ちにはなっていません。徹底的に取り組まない会社が多いです。

 

 このようにして、安易に改めて、またすぐに元の状態に戻ります。大きな長い目で見ますと何も変わりません。そして不良在庫が積みあがってゆきます。破綻が目に見える寸前まで。

 

 どうすればいいのでしょうか。いつも、そこそこまで行っても、抜きんでることができないスポーツチームと同じ状態のように見えます。

 

 言い訳はいくらでも出ます。忙しい、命じられた部下が動いてくれない、など。みんな自己保身をするものです。他人が思うように動いてくれるとの思いがすでに誤りです。

 

 ポイントは以下です。

・在庫だけを見ていては解決しない。

・構造の全体を見て、その一部分である在庫と資金の循環、工程への影響、売上高、粗利益の動向など内臓が疲れるとどんな影響が 

 出てくるのかと同じように、全体の関連を見ることが必要です。

・この状態を放置すると、これらの関連がどれほど大きくなるかを知ることが必要です。

 

- | 19:23 | pookmark
危機管理   安易な自己修正が歪みをもたらす─      〆澹暴菠

 ここで大事なことは、「速度」に対する感覚です。この感覚が鈍いと、在庫処分にも影響が出ます。在庫はナマモ物です。素材が鉄でできていようがプラスチックであろうが(骨董屋さんや宝石店の在庫品は別ですが)、普通はすぐ販売されたり、製造工程に投入されたりするものですから、時間の経過と共に鮮度が劣化します。

 

 ということは日時が過ぎてゆくのと、ある意味で競争なのです。経営に携わるかたは社長室に居ないで、得意先を回るのを一番とするなら、その次には時間を作って倉庫に入り、中の在庫品を見てください。まず整然と分類された上で、取り出しやすいように保存されていますか。その順序には、全社統一のルールがありますか。

 

 倉庫に入った瞬間に、どんな空気を感じますか出入りのない澱んだ空気であれば、在庫品の整頓に従業員さんがあまり出入りされておられないことを示すかもしれません。

 

 次に、個々の商品の購入価格の高いものから順に外観を見てゆきましょう。ほこりをかむっているのは論外です。これらはすべて資金が形を変えたものです。お金です。しかも置いておいても利子は生みませんし、利益にもなりません(宝石店と骨董屋さんは除いて)。

 

 回転してこそ利益を生みます。古いものが倉庫に残っているとしたら、回転から取り残された商品や製品、材料です。回転しませんから鮮度は落ちるだけです。

 

 結局、これらの在庫品は気の毒にも時間の経過から取り残されたものなのです資金繰りが良くない、キャッシュサイクルが遅れているなどの経営分析の「知識」で考える前に、まず白い服で、倉庫に入り中を「探検」してみましょう。宝探しではないですが、値打ちのあるものが眠っているのが発見されたり、他にもいろいろな発見があるかもしれません。 

 

 動いていない在庫品には印をつけて仕入帳で購入時期と単価をしらべてみましょう。「経営学」などという学問かどうかも怪しい(と私は思っています)知識を仕入れるよりも、現場に入って現実を見ましょう。現場、現実、現物こそが教材なのです。永い間、倉庫に放っておかれた在庫品から声が聞こえてきませんか。

 

 在庫品には口がありませんから声は聞こえないかもしれません。しかし耳に聞こえないものを聞き、目に見えないものを見なければ、感覚が研ぎ澄まされません。

 

 在庫品から「早く外に出してください、ここにいるのは嫌なのです」という声が聞こえるかもしれません。販売されるためにこの世に出てきた在庫品たちです。どうしても販売できないものは処分して、リサイクルされ再び生まれてくるように「転生」のほうに行ってもらいましょう。

 

中途半端が一番いけません

 

 

 

- | 19:01 | pookmark
危機管理     安易な自己修正が歪みをもたらすА     〆澹暴菠

 安易な自己修正によって、在庫の処分もしない原因には、「在庫」が良く理解できてない場合もあるのかな、と思います。会社の誰かが発注したモノで、所詮は自分事ではない、知ったことではない、自分の給与にも関係しないし、下手に在庫処分のことを口にすれば、そのとたん「それならオマエが整理しろ」と命ぜられ、残業しなければならないかもしれない。こんな割に合わないことは、言わない方がトクだ、との計算も入ります。

 

 現代の風潮から推し量りますと、凡そこんなところではないでしょうか。冷淡なのです。できるだけ責任を取りたくない、手間暇をかけないで給与を確保する。面従腹背が現代の基本でしょう熱くなって在庫と取り組むことは少ないです

 

 この点が、本能からくる「自己修正」です。この積み重ねが会社を歪めてゆきます。このシリーズの後の方でも述べますが在庫だけではなく、売掛金(未収入金)残高、設備から決算書の数字まで貫いています。

 

 モノを言わない在庫の例ではなく、もし会社や工場に火事が起こったり、隣から火が延焼してきた場合は皆さんが協力して延焼を止めたり、防火に全員参加されるでしょう。

 

 この違いはどこから来ているのでしょうか。在庫には冷淡ですが、火事になろうとするときに、横を向いている人はいないでしょう。結局、在庫という存在に対しての思いが浅いからではないでしょうか。

 

 この点、職人さんは違います。材料も大事にしますし、道具の手入れも怠りません。そして彼らの大部分の人は雇用関係がありません。事業主といえば聞こえはいいですが、特に保障はないのです。自分の腕一本での勝負です。

 

 大きな会社に勤めておられる場合でも、自分の部署の道具類をきれいに管理されてる光景は工場に行きましたらよく見ることができます。

 

 しかし在庫には冷淡な場合が多いのです。この点を一番気づかれるのは中小企業の「賢い」経営者です。みんなが賢いとは限りませんが。

 

結局、在庫が問題ではなく、その組織の仕組みや運用の方が大きな問題ではないかと思います。

- | 19:04 | pookmark
危機管理       安易な自己修正が歪みをもたらすΑ       〆澹暴菠

 会社にある「在庫」とはどのようなものでしょうか。いろいろな見方があります。一番簡単な表現は、近い将来に販売されてゆくもの、です。この中には、既に注文を受けていて、来月にも買い手であるお客様に引き渡すもの(タイプ1とします)があるでしょうし、お客様から問合せがあった場合に、すぐに納品できるための在庫も多いです。これらを(タイプ2)と区分します

 

 販社ではなく製造業の場合はもう少しタイプが多くなります。製造のためにはおびただしい材料を用意しておかなければなりません。部品が一つ足らなくても工程は止まってしまいますから、常時維持する材料在庫の水準は、生産計画や季節によって上下しますが、工程にスグ投入される数量を超えて在庫として用意されています。これらを(タイプ3)としましょう。

 

 製造業の工程には仕掛品が必ず生じます。英語ではwork in Processといいます。これも在庫ですが、ここでは在庫処分の話をしていますので、本筋から外れるため仕掛品には立ち入らないことにします。

 

 タイプ1からタイプ3は無駄がない在庫といえます。これらは販売され近いうちに資金に転化するものや、製造業の場合には工程に投入され、元の姿から別の製品の一部になってゆくものです。

 

 では社内や倉庫にある在庫に実際に当たってみるとパターン1から3の類型に入らないものが意外に多いものです。例えば、同じ型番でも、古くなっていて商品としては販売できないモノや、工程に投入すれば製品に問題を起こしかねないものです。

 

 レストランの厨房にある調味料を例にしてみますと分かり易いです。使用される量に比べてストックが多すぎた場合です。購買担当が気っぷよく、購入先から「仕入量が多い場合には値引きしますから、結局はお得ですよ」などの言葉に釣られたかもしれません。そして〆日が来て、その仕入れ分は買掛債務となり、支払予定日に支払われてゆきます。

 

 資金だけが出ていって、肝心の調味料は消費期限が切れてしまった、というストーリーは最悪です。このような積み重ねで資金が先に出てゆきますから、資金繰りは傾きます。

 

 資金が乏しくなると「安易な自己修正」の出番です。借入をして資金を補充することを考えます。結局、不良在庫が増えるとともに借入金がその会社の生き血である資金と利益を喰ってしまうことになります。

 

 

 

 

 

- | 20:08 | pookmark
危機管理     安易な自己修正が歪みをもたらすΑ    丙澹防床舛鬚靴涜酸擇靴覆ぁ法  

 自己修正は医師の友人の話によれば、それは本能であるらしいです。姿勢が左右のどちらかに傾いたら、本能でその反対の方に無意識で傾いて歩行するのです。このようにして左右にぶれながら背骨の歪みが蓄積することで、やがて大きな破綻に繋がることからも言えるように、上辺だけの自己修正に任せていたら、決していい結果にはならないということです。

 

 これは経営の場合も同じで、ゆがんだ状態に根本的な是正措置を取らないで、右に偏ったから左へ、左に偏ったので右に、という行動をいくらしていても問題の解決にはなりません。

 

 次元の違う根本的なところから打破しないと、誤った(歪んだ)ものが積み重なってゆきます。これを直すのは、しっかりした基礎理論で支えられた「根本」を是正する方策をとことん貫徹するしか道はありません。さもないと、結局内部に病巣がはびこってそれがやがて足を引っ張って命取りになります。

 

 前に、借入金の例を挙げさせていただきましたが、次は在庫を例にさせていただきます。その前に大事なことがあります。在庫処分の大ナタを振るのは社長しかできません。常識のレベルを超えて断じて行うことが必要です。小さな会社でも、社長がそれを断行しようとされますと、必ず反対や横やりが入ります。

 

 このときに在庫処分をしないことがどういう原因になるのか、をしつかりと理論に基づいて理解されてないと反対意見に押し切られてしまいます。

 

 人体の場合はお医者様からキツク言われて改めることが多いですが、会社の会計の場合は医師の代わりに社長がそれをできなくてはなりません。

 

 今巨大な製造会社の諸問題が明らかになってきています。これらは報道によりますと、現場でしていることが見えないことが原因であったと言われています。

 

 しかしサイズの小さい会社こそ、会社の病気を一掃する行動が社長の気持ち一つで可能なのです。理論的な裏づけは会計事務所などに理解できるまでお聞きになられることです。

- | 19:43 | pookmark
危機管理     安易な自己修正が歪みをもたらすァ    癖發後ろ姿と横顔)

 ROIがほとんどないのに借入をして金利を払うことは、貸し手である銀行さんから見れば、その会社の後ろ姿や横顔が見えているかもしれません。

 

 保証をとり、時には担保も取っていますから今どきは貸してはくれるかもしれませんが、貴社は、隙だらけであることを自覚しましょう。ROIが出ていないということは元金の返済もできないことを示しています。ですからこのような状態が2期も連続しますと警戒されて当たり前です。

 

 こんな時に辛口の指摘してくれるのが会計事務所ですが、聞くほうも、会計事務所の言うことは案外聞かないものです。それでも指摘がない場合は、その事務所は?です。ともあれ手許に現金が入ってきました。ここで派手な広告を打ったり、実用に程遠い高級外車を買ったりしますと、従業員からも「大丈夫かいな、、」との目で見られます。社長にハッキリした資金の使途が描けていないから死に金を使うことになります。

 

 利益の出ている会社の社長は中古のカローラを買って走り回ります。利益を生むCOSTとして使うお金と、必要を満たすためのモノを買うお金の区別ができています。後者はあればそれでよい、高いものを買う必要がない費用です。前者は質に関係しますからコストをかけます。

 

 人間は正面の顔は、作り笑いもいできます。練習すればですが。ずいぶん練習されていることが分かる人もおられます。その努力には敬意を払います。しかし本当の顔は、正面でなく横顔に怖いほど「本性」が出ます。それと、歩く後ろ姿は雄弁です。スネたような歩きかたの人には、それなりの原因があるのです

 

 正面の顔や、外観ばかり繕っていることでは、本当の真剣勝負の相手からは5分で見抜かれていると思って誤りではありません。会計もまともに会社の姿を示します。会計も使い方次第です。会社の横顔や歩く姿がどうなっているか、そこに繕いはないかも、時には考えてみましょう

- | 14:41 | pookmark

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